精神保健福祉士を目指す授業では、統合失調症のある方の事例をもとに、利用者の生活の流れに沿って必要な支援を考えるグループワークを行いました。
今回の授業では、初発から相談、受診・治療、入院、退院後の生活、再発や安定期まで、利用者の人生を時間の流れで捉えながら、
「その時、本人や家族からどのような相談が考えられるか」
「どこに相談すればよいのか」
「精神保健福祉士としてどのような支援ができるのか」
について考えました。
学生たちはグループごとに模造紙へ意見をまとめ、発表を行いました。

(利用者に必要な支援についてグループで話し合いました)
発表の中では、医療機関や保健所、相談支援専門員、グループホーム、就労支援事業所など、さまざまな社会資源が挙げられました。また、本人の「働きたい」「一人暮らしがしたい」といった希望に寄り添いながら、家族や関係機関と連携して支援を行う大切さについても考えることができました。

(各グループが支援の流れを発表し、先生から社会資源の活用について解説がありました)
授業の後半では、先生から「ソーシャルワーカーにとって、地域を知ることはとても大切」というお話がありました。制度や支援機関の名前を覚えるだけでなく、実際にその地域で生活する人が、どこに相談できるのか、どのような支援につながることができるのかを具体的に知っておくことが、現場で必要な力になります。
学生たちは、ただ知識を学ぶだけではなく、利用者本人や家族の気持ち、生活背景、将来の希望まで想像しながら、真剣に話し合っていました。発表では、それぞれのグループが異なる事例設定や支援の流れを考えており、学生一人ひとりが「自分ならどう支援するか」を具体的に考える姿が印象的でした。
精神保健福祉士は、精神障害者の生活や人生に寄り添い、必要な支援や社会資源につなげていく専門職です。
麻生医療福祉&保育専門学校では、「知っている」で終わるのではなく、実際の場面でどう考え、どう行動するかまで学べる授業を大切にしています。これからも学生たちは、将来の現場で利用者さんに寄り添える専門職を目指して、実践的な学びを重ねていきます。
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