毎年恒例となったトヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)様のデザイン統括部によるモデラー職説明会が、本年度も開催されました。
トヨタ様のモデラー職は業界でも非常に人気の高い職種であり、一般のオープンルートからの受験では合格が非常に難しいと言われています。
しかし、本校は特別に毎年トヨタ様から説明会を行って頂いております。
今年の説明会には、本校の卒業生2名も参加。
トヨタ様での詳細な業務内容の紹介はもちろん、ざっくばらんな質問にも応じていただき、終始和やかな雰囲気でした。
また、卒業生からは在校生に向けて貴重な体験談を共有してくれました。
トヨタ様に内定を頂くには、難関のインターンシップに参加することが必要です。
インターンシップの参加希望者は作品集を提出し、選考を突破しなければいけません。
今回説明会に参加してくれた卒業生の一人は、クリエイティブデザイン学科 プロダクトデザイン専攻(2年制)の卒業生で、1年生の冬に作品集を提出し内定を勝ち取りました。
1年以内で高実績を残せる理由は…
麻生は全国初、学生一人ひとりに対して3DEXPERIENCE CATIAのアカウントを貸与。
在学中、学校はもちろん自宅でもCATIAの学習が可能です。この好環境が設計職に必要な知識習得を加速度的に進化させます。
さらに卒業生からは就職後の仕事よりも、担任の先生の要求の方がきつかった…という声も。
難関資格を取得できるのも、難関インターンシップに参加できるのも、この好環境と先生の確かな指導、そして学生をやる気に導く環境があるからです。
ちなみに今回参加した卒業生の一人は入学前に高卒認定を取得して、本校に入学。
入学後は国際コンペティションに参加したり、初代ASO Learning Labリーダーを務めたりと、率先してクラスを引っ張ってくれました。
入学当初は玩具系志望でしたが、1年の夏ごろに自動車に興味を持ち、夏季休暇中に自動車を2台モデリングするなど取り組みが加速。
1年の12月には、合格率30%前後の難関資格『3次元CAD利用技術者試験1級』を取得しました。
担任の先生曰く、1年でこの資格を取得したのは、後にも先にも彼だけだそうです。
現在はモデラーとして業務の中核を担い、皆さんがよく知っている車のパーツのモデリングを手がけています。
プライベートでは、卒業後4年もたっていないですが、既にマンションを購入し、愛車はロードスターに乗るなど、充実した生活を送っているそう。
ここで「?」が浮かんだ方は相当な車好きです。
ちなみにトヨタ様のデザイン部は勉強の為、他社の車に乗ってもよいそうです。
麻生建築&デザイン専門学校では、トヨタ様のような大手企業のモデラー職を推薦で受験できる特別な機会が提供されています。
また、高校時代に学業で困難を経験した学生でも、本校での教育を通じて大手企業に入社し、社会に貢献し、活躍できる環境があります。