麻生建築&デザイン専門学校のプロダクトデザイン専攻2年生3名が、
ASO Innovation Labの活動として、3Dconnexion社の協力による3次元CAD用入力デバイス「SpaceMouse」の評価検証に取り組みました。

SpaceMouseの評価検証に取り組んだASO Innovation Labの学生3名(上段左から 田北さん・野見山さん・渕上さん) 前列左から 稲吉先生・原校長代行
本校では、3DEXPERIENCEを活用し、製品の設計やモデリング、シミュレーションなどを学ぶ実践的な教育を行っています。
今回の活動では、学生が日常的に使用する学習環境で、通常マウスのみを使用する場合と、SpaceMouseを併用する場合の作業を比較しました。
検証期間は2026年5月7日から6月26日。
学生3名がそれぞれ13課題に両方の操作条件で取り組み、計78回のモデリングを実施しました。
作業時間に加え、左右・中ボタンのクリック数、マウス移動距離を計測し、操作性や疲労感についても評価しました。

同一のCAD課題を、通常マウスのみの場合とSpaceMouseを併用する場合の2条件で実施し、作業時間や操作量を比較・分析
各担当者の検証では、3機種すべてで平均モデリング時間が短縮しました。
また、視点操作に使う中クリック数の大幅な減少が見られ、左手でモデルの回転・移動・拡大縮小を行い、右手でモデリングを進める操作の効果を確認しました。
この活動で学生が経験したのは、製品の使い方の習得に加え、計測したデータを整理し、結果の理由を考え、レポートとして伝える一連の過程です。
学生の報告には、視点操作とモデリングを両手で分担することで、作業の流れが途切れにくくなり、設計を考えることに集中しやすくなったという実感も記されています。
企業から提供された評価機材を実際に使い、自分たちの手で効果を確かめる経験は、根拠に基づいて判断し、説明する力を育てる機会になりました。
本校は今後も企業との連携を通じて、学生が主体的に挑戦し、実践から学ぶ教育環境の充実を図ります。
※本結果は学生3名による今回の検証条件で得られたものです。効果は使用者や課題、習熟度により異なります。
評価検証レポートはこちら
3Dconnexion CADマウス 評価検証レポート(日本語)
3Dconnexion CADマウス 評価検証レポート(英語)
3Dconnexion社へ提出した評価検証レポートを公開しています。
検証方法、機種別の測定結果、学生・教員による考察をご覧いただけます。





