2024年11月29日(金)、医療現場で求められる「多職種連携を学ぶ授業(IPE)」が、麻生専門学校グループの医療系3校合同で開催されました。参加したのは、麻生医療福祉&保育専門学校 介護福祉科の2年生、麻生看護大学校 看護科の3年生、そして麻生リハビリテーション大学校 理学療法学科、作業療法学科、言語聴覚学科の2年生、計206名。医療福祉分野の学生が一堂に会し、専門性を越えた協力の意義を実感する機会となりました。
プログラム
多職種理解を促すカードゲーム学生が異なる専門性を学び、連携の意義を認識
事例を基にしたグループワーク「在宅療養支援」の課題に対し、多職種の視点を活かした現実的な解決策を検討
全体共有会チームごとの成果発表による学びの深化
学生たちの声
「他職種がどう介入するかを学べたのが新鮮で面白かった」「現場の具体的なイメージが湧き、自分の専門性を再確認できた」「多様な専門性を持つ学生と協力することで、チームで働く大切さを実感した」など前向きな回答が多く、アンケートでも、参加者の85%が「多職種連携の重要性を実感した」と回答しており、本授業が学生の成長に寄与したことが分かります。
多職種の学科をそろえ、合同授業を実施できるのは、医療福祉分野で幅広い教育環境を持つ麻生専門学校グループだからこそ。
九州内でも類を見ない、同一グループによるこの取り組みは、学生たちが実践的な学びを得る貴重な機会となっています。
麻生専門学校グループでは、多職種連携教育(IPE)を通じて、地域医療や包括ケアに貢献できる次世代人材の育成を継続していくとともに、さらに多様な連携教育の拡充を目指します。